「乾太くんが便利なのはわかるけれど、買ってから後悔しない?」
ガス衣類乾燥機「乾太くん」を検討していると、 「乾太くん 後悔」「乾太くん デメリット」「乾太くん いらなかった」 といった検索結果が気になる人も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、乾太くんは洗濯物を短時間で乾かせる便利な設備ですが、 すべての家庭に向いているわけではありません。
特に、 設置工事・置き場所・洗濯物の移し替え・乾燥できない衣類・ランニングコスト・容量選び を確認せずに購入すると、「思っていた使い方と違った」と感じる可能性があります。
この記事では、乾太くんを購入する前に知っておきたいデメリットと、 後悔を防ぐための確認ポイントをわかりやすくまとめます。
この記事の結論
- 乾太くんには設置工事が必要
- 洗濯から乾燥まで完全自動ではない
- 乾燥できない衣類がある
- 本体代だけでなく工事費・ガス代もかかる
- 設置高さや扉の位置によって使い勝手が変わる
- 家族人数だけでなく「1回の洗濯量」で容量を選ぶことが重要
この6点を購入前に確認しておけば、導入後のミスマッチはかなり減らせます。
乾太くんで後悔する?まず知っておきたい9つのデメリット
まずは、乾太くんを導入する前に知っておきたい主なデメリットを見ていきましょう。
| デメリット | 購入前に確認すること |
|---|---|
| ① 本体以外に工事費がかかる | 本体+設置工事+追加工事の総額 |
| ② 設置できる場所に条件がある | スペース・ガス・電源・排湿経路 |
| ③ 洗濯物の移し替えが必要 | 洗濯乾燥機との違い |
| ④ 乾燥できない衣類がある | 衣類の洗濯表示・素材 |
| ⑤ ガス代・電気代がかかる | 使用頻度と料金プラン |
| ⑥ フィルターなどのお手入れが必要 | 掃除しやすい位置か |
| ⑦ 音や排気が気になる場合がある | 寝室・隣家との位置関係 |
| ⑧ 設置位置によって出し入れしにくい | 身長・設置高さ・操作パネル位置 |
| ⑨ 容量選びを間違えると使いにくい | 洗濯機容量と1回の洗濯量 |
デメリット① 本体価格だけではなく設置工事費がかかる
乾太くんでまず注意したいのが、 本体を購入するだけでは使えないことです。
一般的な家電のようにコンセントへつなぐだけではなく、設置状況に応じて、
- 本体の設置
- ガス接続
- ガス栓の増設
- 排湿管・排湿ホースの施工
- 壁の穴あけ
- 専用台の設置
- 電源コンセントの増設
などが必要になる場合があります。
そのため、購入価格を比較するときは、 「本体価格」ではなく「工事費込みの総額」 で比較することが重要です。
購入前チェック
見積もりを取るときは「本体・標準工事・ガス工事・排湿工事・専用台・その他追加工事」の内訳まで確認しましょう。
乾太くんの工事費については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
乾太くんは工事費込みでいくら?本体・設置工事・追加費用の内訳
デメリット② どこにでも設置できるわけではない
乾太くんはガス衣類乾燥機のため、設置には一定の条件があります。
リンナイの案内では、家庭用乾太くんの設置には、 都市ガスまたはLPガス、AC100V電源、設置スペース、排湿設備 などが必要です。
特に確認したいのが次の4点です。
- 本体を置けるスペースがあるか
- ガスを使用できるか
- AC100Vのコンセントを確保できるか
- 屋外へ湿気を排出できる経路を確保できるか
壁に穴を開ける場合もある
室内に設置する場合は、乾燥時に発生する湿気を屋外へ排出するため、 排湿管を施工するのが一般的です。
設置場所によっては外壁への穴あけが必要になります。 一方、近くに適切な窓がある場合には、窓パネルを利用して排湿ホースを設置できるケースもあります。
つまり、 「洗面所に空きスペースがある=設置できる」ではありません。
設置できるかどうかは、購入前に施工業者へ現地確認してもらうのが確実です。
後付けについては、こちらの記事で詳しくまとめています。
乾太くんは後付けできる?今の洗面所に設置する条件と工事の流れ
デメリット③ 洗濯物を乾太くんへ移し替える手間がある
これは、ドラム式洗濯乾燥機との大きな違いです。
乾太くんは「衣類乾燥機」なので、洗濯機とは別の機械です。
そのため、
- 洗濯機で洗濯する
- 洗濯物を取り出す
- 乾太くんへ入れる
- 乾燥をスタートする
という作業が必要です。
ドラム式洗濯乾燥機であれば「洗濯→乾燥」を連続運転できるため、 寝る前や外出前にセットして完全放置したい人にとっては、 乾太くんへの移し替えがデメリットになる可能性があります。
一方で洗濯機と乾燥機を同時に使える
ただし、洗濯機と乾燥機が別になっていることにはメリットもあります。
1回目の洗濯物を乾太くんで乾燥している間に、 洗濯機で2回目の洗濯を進めることができます。
洗濯回数が多い家庭では、むしろこちらの使い方が便利な場合があります。
デメリット④ すべての衣類を乾燥できるわけではない
「洗濯したものを全部乾太くんへ入れればいい」と考えている場合は注意が必要です。
リンナイの2026年版カタログでは、乾燥してはいけないものとして、 ウール、絹製品、毛皮、皮革製品、タンブル乾燥禁止表示のある衣類、吊り干し・平干し表示のあるもの などが案内されています。
また、綿や麻でも衣類によっては縮む場合があります。
購入後に後悔しないためには、 普段着ている服の洗濯表示を一度確認してみるのがおすすめです。
特に注意
油分が付着した衣類や、取扱説明書で乾燥禁止とされているものは、事故防止のため乾太くんへ入れないでください。
デメリット⑤ ガス代と電気代がかかる
乾太くんはガスの力で乾燥させるため、使うたびにガス代と少量の電気代が発生します。
リンナイが公開している試算例では、標準コース1回あたり、
- 9kg:約149円(ガス約133円+電気約16円)
- 6kg:約96円(ガス約85円+電気約11円)
とされています。
ただし、この金額はリンナイが設定したLPG料金・電気料金・試験条件での参考値です。 実際の料金は、 都市ガスかLPガスか、地域、契約プラン、衣類量、使用コース などによって変わります。
そのため「1回○円」と固定して考えるのではなく、 自宅のガス料金で確認することが大切です。
デメリット⑥ フィルターのお手入れが必要
乾太くんには衣類から出る糸くずやほこりを受けるフィルターがあります。
フィルターにほこりがたまりすぎると乾燥時間が長くなる原因になるため、 機種の取扱説明書に従って清掃する必要があります。
特に購入前に見ておきたいのが、 フィルターの位置です。
デラックスタイプでは、糸くずフィルターがドア下部の手前側に配置されており、 取り出しやすさに配慮されています。
一方、機種によってフィルター位置や清掃方法は異なります。
「どの機種でも同じ」と考えず、 購入予定機種のお手入れ方法まで確認してから選ぶ のがおすすめです。
デメリット⑦ 音や排気が気になる場合がある
乾燥中はドラムや排湿ファンが動くため、運転音が発生します。
特に、
- 寝室の近く
- 子ども部屋の近く
- 夜間に使用することが多い
- 隣家との距離が近い
といった家庭では、設置場所をよく検討した方がよいでしょう。
リンナイも屋外設置について、 騒音・におい・結露などを考慮し、隣家や寝室に配慮して設置場所を選ぶよう案内しています。
なお、現行デラックスタイプには運転音を抑える「マイルドコース」が搭載されているモデルがあります。
音が気になる場合は、通常コースだけでなく、 使いたい時間帯と運転モードまで確認しておくと安心です。
デメリット⑧ 設置高さによっては洗濯物を出し入れしにくい
乾太くんを洗濯機の上に設置する場合、 購入前にぜひ確認してほしいのがドアの高さです。
図面上では問題なく設置できても、
- 奥まで手が届かない
- フィルター掃除がしにくい
- 洗濯物を取り出しにくい
- 操作パネルが見えにくい
ということがあります。
特に身長が低めの人が主に使用する家庭では、 「入るか」ではなく「毎日使いやすい高さか」 を確認することが重要です。
デラックスタイプは操作パネル位置にも違いがある
現行のデラックスタイプには、設置方法に合わせて操作パネル位置の異なる仕様があります。
洗濯機の上へ設置する場合は下部操作パネル、 床置きの場合は上部操作パネルなど、 設置方法に合わせて選ぶことで使いやすくなります。
デメリット⑨ 容量選びを間違えると後悔しやすい
乾太くん選びで意外と重要なのが容量です。
2026年9月18日時点の家庭用ラインアップは次のとおりです。
| タイプ | 容量 | 本体サイズの目安 |
|---|---|---|
| デラックス | 9kg | 高さ67.1×幅65.3×奥行67.4cm |
| デラックス | 6kg | 高さ67.1×幅65.3×奥行59.4cm |
| スタンダード | 8kg | 高さ68.4×幅65.0×奥行64.1cm |
| スタンダード | 5kg | 高さ68.4×幅65.0×奥行56.1cm |
| スタンダード | 3kg | 高さ60.9×幅55.0×奥行50.6cm |
容量は家族人数だけで決めるのではなく、 普段1回で何kg洗濯しているか を基準に考えるのがおすすめです。
たとえば洗濯機では8kg洗っているのに乾太くんが5kgの場合、 すべてを一度に乾燥できないことがあります。
その場合、
- 2回に分けて乾燥する
- 乾太くんに入れない衣類だけ干す
- 最初から大容量モデルを選ぶ
といった対応が必要です。
「大は小を兼ねる」とは限りませんが、 設置スペースと予算が許す範囲で、普段の洗濯量に余裕を持った容量 を選ぶと使いやすくなります。
乾太くんを買って「いらなかった」と感じやすい人
ここまでのデメリットを踏まえると、次のような人は慎重に検討した方がよいでしょう。
洗濯から乾燥まで完全放置したい人
洗濯物を移し替える作業そのものをなくしたいなら、 洗濯乾燥一体型のドラム式洗濯機の方が生活スタイルに合う可能性があります。
乾燥機にかけられない衣類が多い人
ウールやデリケートな衣類、タンブル乾燥禁止の衣類が多い場合、 結局かなりの量を干すことになります。
自宅の洗濯物のうち、 「実際に何割を乾太くんへ入れられそうか」を考えてみましょう。
設置スペースに余裕がほとんどない人
本体寸法だけでなく、防火上必要な離隔距離やメンテナンススペースも必要です。
本体がぎりぎり入るだけでは、実際には設置できないケースがあります。
初期費用をできるだけ抑えたい人
乾太くんは本体だけでなく、設置条件によって工事費が発生します。
「とにかく初期費用を安くしたい」という場合は、 電気式乾燥機や洗濯乾燥機などと総額で比較した方がよいでしょう。
反対に乾太くんが向いている人
一方、次のような家庭では乾太くんのメリットを感じやすくなります。
- 洗濯物の量が多い
- 毎日洗濯する
- 子どもがいて洗濯回数が多い
- 共働きで干す時間を減らしたい
- 雨や花粉を気にせず乾かしたい
- タオル類をたくさん乾燥する
- 洗濯機と乾燥機を同時進行で使いたい
リンナイの試験条件では、 デラックスタイプの標準コースで 6kgを約60分、9kgを約90分 で乾燥するとされています。
毎日「干す→取り込む」という作業に時間を使っている家庭では、 この時短効果が大きなメリットになります。
乾太くんを購入する前に確認したい10項目
ここまで読んで「それでも乾太くんを付けたい」と感じたら、 契約前に次の10項目をチェックしておきましょう。
- □ 自宅で都市ガスまたはLPガスを使用できるか
- □ 設置スペースは十分か
- □ 防火上必要な離隔距離を確保できるか
- □ AC100Vコンセントを確保できるか
- □ 排湿管を屋外へ出せるか
- □ 壁に穴を開ける必要があるか
- □ 毎日の洗濯量に合う容量か
- □ 自分の身長で洗濯物を出し入れしやすいか
- □ よく着る衣類を乾燥できるか
- □ 本体+工事費+追加費用の総額を確認したか
特に重要なのは、 ネットで本体を購入する前に設置可否を確認することです。
「本体を安く買えたのに設置できなかった」という事態を防ぐためにも、 先に施工業者やガス会社へ相談することをおすすめします。
見積もり時に施工業者へ聞いておきたい質問
現地調査や見積もりの際は、次のように確認すると失敗を防ぎやすくなります。
- この場所に設置できますか?
- 本体以外に必要な工事は何ですか?
- 壁への穴あけは必要ですか?
- ガス栓の増設は必要ですか?
- 追加費用が発生する可能性はありますか?
- 洗濯機を買い替えても使える設置方法ですか?
- 乾太くんの扉を開けた状態で邪魔になりませんか?
- フィルターを無理なく掃除できる高さですか?
- 将来の修理・交換時に本体を取り外せますか?
見積金額だけでなく、 「毎日使いやすい設置になっているか」まで確認すること が後悔しないためのポイントです。
乾太くんとドラム式洗濯乾燥機はどちらがいい?
どちらが適しているかは、「何を一番ラクにしたいか」で変わります。
| 比較項目 | 乾太くん | ドラム式洗濯乾燥機 |
|---|---|---|
| 洗濯→乾燥 | 移し替えが必要 | 連続運転できる |
| 洗濯と乾燥の同時進行 | 可能 | 基本的に不可 |
| 設置 | ガス・排湿工事などが必要 | 設置条件を満たせば比較的シンプル |
| 乾燥方式 | ガス温風 | 機種によりヒートポンプ等 |
| 向いている人 | 洗濯量・回数が多い家庭 | 洗濯物を移し替えたくない人 |
「洗濯物を移すことさえ面倒」と感じるならドラム式、 「移し替えてもいいから洗濯をどんどん終わらせたい」という家庭なら、 乾太くんが使いやすい可能性があります。
乾太くんの後悔についてよくある質問
Q. 乾太くんを付けて後悔する人は多い?
一律に「多い」「少ない」と判断できる公的な統計は確認できません。
ただし、設置条件や生活スタイルを確認せずに導入すると、 移し替えの手間、設置位置、容量、乾燥できない衣類などでミスマッチが起こる可能性があります。
Q. 乾太くんは本当に必要?
必須の家電ではありません。
しかし、洗濯物を干す時間が負担になっている家庭や、 1日に何度も洗濯する家庭では時短効果を感じやすい設備です。
「欲しいかどうか」ではなく、 毎日どれくらい洗濯に時間を使っているか を基準に考えると判断しやすくなります。
Q. オール電化でも乾太くんは設置できる?
オール電化住宅でも、乾太くん用にLPガスなどのガス設備を新たに設けられるケースはあります。
ただし住宅条件や地域、施工会社によって対応可否や工事内容が異なるため、 実際に設置できるかは専門業者への確認が必要です。
Q. ガス栓がない家でも後付けできる?
リンナイは、条件が合えばガス栓を増設できると案内しています。
ただし配管経路や住宅構造によって工事内容が変わるため、 現地確認が必要です。
Q. 乾太くんはマンションにも設置できる?
物理的に設置可能なケースはありますが、 排湿経路やガス設備、管理規約、共用部分への工事可否などを確認する必要があります。
分譲マンションでも外壁や共用部分へ自由に穴を開けられるとは限りません。 管理組合・管理会社への確認を先に行いましょう。
Q. 乾太くんは何kgを選べば後悔しにくい?
家族人数だけではなく、 普段1回で洗濯している衣類量 を基準に考えるのがおすすめです。
洗濯機の容量と乾太くんの容量が大きく違う場合は、 一度に乾燥できない可能性も考えて選びましょう。
まとめ|乾太くんで後悔しないためには「設置できるか」より「毎日使いやすいか」を確認
乾太くんは、ガスならではのパワフルな温風で洗濯物を短時間で乾燥できる便利な設備です。
一方で、
- 本体以外に設置工事費が必要
- ガス・電源・排湿設備が必要
- 洗濯物を移し替える必要がある
- 乾燥できない衣類がある
- ランニングコストがかかる
- フィルターのお手入れが必要
- 設置位置によって使い勝手が変わる
- 容量選びが重要
といったデメリットがあります。
乾太くんで後悔しないために最も重要なのは、 「設置できるか」だけでなく、「自分の家庭で毎日快適に使えるか」まで購入前に確認することです。
設置場所・容量・工事費・普段の洗濯量を整理したうえで、 できれば購入前に現地調査と見積もりを依頼しましょう。
乾太くんの費用や後付けについて詳しく知りたい方は、以下の記事もあわせて確認してみてください。
参考情報
本記事は2026年9月18日時点の情報をもとに作成しています。 製品仕様・設置条件・対応機種などは変更される可能性があります。 購入時はリンナイ公式サイト、最新カタログ、取扱説明書および施工業者へご確認ください。
- リンナイ「ガス衣類乾燥機 乾太くん」
- リンナイ「乾太くんをご検討の方へ」
- リンナイ「ガス衣類乾燥機 設置時の注意点」
- リンナイ「ガス衣類乾燥機 Q&A」
- リンナイ「2026年 家庭用ガス衣類乾燥機カタログ」
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